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ダークヒロイン的な

吸血鬼とか魔法少女ってわかりやすい題材だけど物凄く料理が難しいよね。

Pixivのほう

『魔法血統ヴェルカミラ』

カミラ・ブランシュリィ
カミラ

高慢ちきで我が侭で高圧的。極度の魔法少女マニア。
『家族』というものに憧れている、寂しがりやな一面も持つ。

日本の魔法少女が好き過ぎてわざわざヨーロッパから来日した吸血鬼。
元々はオーストリアの資産家の家庭に生まれたごく普通の少女であったが、
父親の書斎にあった禁書を開いてしまったことで不死の吸血鬼『ソドム』を呼び覚ましてしまい、
家族を殺された挙句『娘』として吸血鬼にされてしまう。10歳の誕生日の事であった。

その後はソドムの目を盗んで欧州各地を転々としており、エクソシストやヴァンパイアハンターに
狙われることも一度や二度ではなかった。そのうちに少しずつ吸血鬼としての力を高めていた彼女
であったが、遂にイギリスの奥地で高名なヴァンパイアハンターに追い詰められてしまう。

死を覚悟した彼女の目に映ったのは、ヴァンパイアハンターの眼前に立ちはだかる小柄な少女であった。
幼少の時分、日本製のテレビアニメで見たような、可愛らしい衣装を身に纏ったその少女は、自らを

『魔法少女』

と名乗った。

それから半年後、両親の遺した遺産と、日本の某県白銀市に遺されていた家族の別荘を頼りに、
ロンドン国際空港のターミナルに立つカミラの姿があった。
その手には、古びたおもちゃのステッキが、確かに握られていた。
彼女が13回目の誕生日を迎えた、その次の年の春のことである。


魔法血統ヴェルカミラ
ヴェルカミラ

カミラが自前の衣装で魔法少女へと『変身』した姿。ノーライフプリンセス。
必殺技は高笑い空気中の瘴気を結晶化させて投擲する『ブラッディダイアモンド』。

白銀市郊外のブランシュリィ家別荘に居を構えたカミラであったが、ソドムの手の者や
凄腕のエクソシスト、異端審問官などの襲撃は絶えなかった。特にソドムから遣わされた眷属『イモータリオン』
は群れを成し、無関係の市民まで巻き込む魔の軍勢と化していた。

この事態に憂慮した組織、白銀市の魔術的防衛拠点の一つでもある『白銀学園』は、イモータリオンの退治と
カミラの捕縛を目的として、県外からエクソシスト『ルチル・アデライト』を召集する。

時を同じくして、市内全体を包む瘴気に呼応するかのように、一体の光精霊が誕生する。
白銀学園中等部に通う少女、『速見 ヒカリ』は、イモータリオンに襲われている精霊を救い、
その力を得て『魔法少女ルミナシア』へと変身することとなった。

そしてカミラは、別荘の地下に魔法少女の関連グッズを揃えた隠し部屋を作り、連日連夜入り浸っていた。
時おり外敵の気配を感じると屋敷の外へと繰り出し、自作の衣装を纏って『魔法血統ヴェルカミラ』として戦っている。

エクソシスト    ルチル。
魔法少女      ヒカリ。
魔法血統吸血鬼 カミラ。

三者が邂逅したとき、物語の歯車は動き出す……。

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