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末典雪実が「世界の綻び」から漏れ出た魔力の奔流を浴びて変身した姿。
ローバー化した人間を無傷のまま完全浄化する能力を持つ。名前の由来はX（イクス）+セイント+育成。
しかし持てる魔力の殆どを浄化能力に回しているため、身体能力等の強化はほぼ無い。
よって変身した所で雪実自身のスペックは殆ど変わらず、少し頑丈になった程度である。
加護だけはひと一倍あるため、主人公補正も相まって被弾率は低いが、
筋力も持久力もその辺の少女以下。相手がローバーだからまともに戦えるのである。
性格は素直で健気。何をやっても人並み以下な落ちこぼれだが、持ち前の明るさと愛らしさで友人は多い。
正義感は強い方で、困ってる人を見たら放っておけないタイプ。お人よしで騙されやすく、そこがピンチに繋がることも。
「どれだけ願いが叶っても、そのせいで泣いてる人がいちゃだめだ」という信念のもと、無真塾との戦いを決意する。


無真塾
邪悪な魔力を駆使してローバーを増産し、序々に力を増大させている組織。
「世界の綻び」が別世界に繋がっている事を知り、超等生たちの強大な願望の力を利用し、
こちらの世界と別世界とを繋げようとしている。
塾頭「ゼネル」のもと、複数人の「邪講師（ベスティア）」が更に多数のローバーを従えている。
世界の綻びを見つけ出すことを第一目標とし、その他にローバーの中でも従順な個体の売買などを行っている。
最近頭角を現し始めた「魔法を行使し超等生を浄化している人物」については、
目障りに感じると同時に、深い興味も抱いている。

世界の綻び
空間に生じた光る亀裂。魔力と呼ばれる未知のエネルギーが溢れ出ている。
無真塾はこのエネルギーを悪用して少年少女の願望、欲望を歪んだ形で見たし、欲望にまみれた「超等生（ローバー）」にしてしまう。
これを元に戻せるのは同じ魔力のみだが、特に浄化に偏重した魔力でないと効果は薄い。

http://twitter.com/Daexsein